4.30物事に臨む姿勢(清野)

『持ち物に書いていないから持ってこない』


様々な場面で

本気で学びたい、向き合いたい、上手くなりたい


そう思ったとき

物事に臨む姿勢は行動にあらわれる


●ミーティングがあり

本気で上手くなりたい、強くなりたいと思えば

サッカーノートを持ってくるだろうし


忘れたことに気づいたのであれば

ルーズリーフにでもメモをとり


自分の成長のヒントを

何かに書き残す等

出来ることはあるはずだ


→ノートに書きなさいとか、ノートを持ってきなさいと言われた時点で、やらされている状況です



●練習時間が限られていたり

たくさんサッカーをしたいのであれば


着替えを急いだり

走って移動したりして

サッカーをする時間を作るはずだ


→走って移動することとか、時間を無駄にしないと言われている時点で、やらされている状況です



※スクールバスやJRに遅れそうなとき、乗り遅れたら困るから走って移動するのは、本気でその時刻の発車のものに乗りたいから走るのであり、乗らなくてよければ(どうでもよければ)歩いて移動するでしょう


※スマホゲームが楽しくて夢中になり、もっとやりたい・上手くなりたい・攻略したい等と思えば、自らネットで調べたり、攻略のヒントを自分から探すでしょう。他にもご飯の時間を削ったり、睡眠時間を削ったり、トイレに走ったり、少しでもスマホを触る時間を無意識に作る行動をとっている者もいるのではないだろうか。



本気になれば

人は無意識に行動を起こすことができる



しかし


本気にならなければ

体は動かないし、これまでの習慣は

そう簡単には変えることはできません



『このままでいいとは思わない』けど

行動が変わらないのは


そこまで

本気で困ってないか

環境に甘えているか

それで満足しているか 等


本気になっていない

夢中になっていないからではないか



今ある環境に

不便はほぼないでしょう



勘違いをしてはいけないのは

その環境は、自分が作っているのではなく

まわりの人に支えられているから

不便がないだけであり

わがままな、好き勝手なことが言えているだけです



やらない者は

不満や愚痴を簡単にこぼし

【ベクトルは自分以外にむく】


やろう(変わろう)とする者は

不安を取り除くための行動を起こしたり

納得いくまで追求し続けれる

【ベクトルを自分にむけられる】



勉強も

サッカーも同じです


適当に授業を受けていれば寝るだろうし

出来ない、わからないと愚痴をこぼし

人のせいにすることが増える

(学校だって行けて当たり前ではない)



過去に塾で講師をしていた時

自分が働いて貯めたお金で塾に通い


日本語を学びたいという生徒を

担当させてもらったことがあった



ノートいっぱいにメモをとり

わかるまで追求したり

調べたり


【本気さ】【貪欲さ】

もっと知りたい、教えてほしいと


見ているこっちが

教えたくなるようなまなざしで

取り組んでいた



本気になれる集団は強くなるし

行動を見ているだけで気持ちがいい


中途半端な集団は弱いし

目を背けたくなるくらい見苦しい



【本気になる】って何だろう

【夢中って無敵】ってなんだろう



言い方は違えど

結局は同じことではないだろうか!?



本気で日本一を目指せる環境は

今後の人生の中で多くはないぞ



今をどう過ごすか

今とどう向き合うか