なんのためにサッカーをしていますか(竹内)

2017年度の活動が終了しました。
入学して早いもので1年経過です。
君達はどんな気持ちでこの翔洋に入学してサッカー部に入部しましたか。
親に翔洋に入りなさい。
サッカーやりなさい。と言われてきた人はほとんどいないはずです。
入部したときに覚悟持ってサッカーをするようにと話をしました。
君達はいま本当に覚悟を持ってトレーニング、試合をしていますか?
半数の人はサッカーをやらされているなと感じます。もしそうだとしたらスポーツはサッカーだけではありません。自分が本気でできるスポーツに変えた方がいいのでは。
もし指導方針が嫌でサッカーに取り組めないのなら自分にあった指導者、チームのもとでやるべきだと思います。そのチームが絶対ではないしサッカーが人生で絶対ではありません。
本校は部活動です。なので上記のようなことは言ってはいけないかもしれません。
しかしいまの君達を見ていると公立に行かずに月謝を払って通わせてくれている親や君達の活動で例えば旅行や贅沢を我慢しているが家族に申し訳ないです。
チーム翔洋は全員で戦います。しかしそれにしがみついてる人が増えれば増えるほどチームの目標、目的は達成されません。
腹をくくってもう一度、なぜ翔洋にきたのか考え直したり話し合ってみてください。

そして翔洋は一中時代から何世代もの先輩達がいます。そしてその先輩達のおかげで翔洋中サッカー部があります。
毎週、練習試合を組んでいますが翔洋さんこの日、空いていますか?とほかのチームの指導者の方々から連絡をいただきます。あの縦縞とやりたい、翔洋とやりたいと思っていただいているのです。それは先輩達が残してくれた過去があるからです。決っして強いだけで評価させていないはずです。サッカーへの取り組み、試合への意欲、人間性をみてそう言ってもらえてると自分は思っています。 いまの君達を見ているとこの伝統が薄くなっていくなと危機感を感じます。
過去に浸るつもりもないしただればをするつもりもありません。ただ君達の在学中、そして何年も何十年も続く後輩達のためにも強さだけではなく戦える選手、チームになってください。
戦っているのは現役選手だけではないということ。この縦縞に関係者の思いが詰まってることを忘れないでください。そしていい意味でプライドを持って取り組んでください。