GWを終えて(中村)

GWを終えましたが、生徒の皆さんは、実りのある連休となったでしょうか。

 

思い返してみてください。

中学二年生は、練習試合が多く組まれました。

刈谷遠征にもいきました。

中体連チームから、他県の強豪クラブチームまで、様々なチームと試合をすることができました。

また、僕自身も、中学二年生がオフの日に中学一年生に帯同して、他県のクラブチームとの合同練習をみさせてもらったり、他県のチームの監督、コーチの方々と交流したことで、色々な勉強をすることができました。

 

僕が中学生のときから参加している刈谷カップに出場していたチームの監督、コーチとも話をすることができました。

黄黒縦縞のユニフォームを見ると、東海一中を思い出すよ。

試合することができて嬉しいです。

 

こういったお言葉をいただくことがたくさんあります。

このチームにいることにもっと自覚を持たなければならない。

僕自身もこのように学年を持たせてもらったことで改めて感じることができています。

 

一方で、

もともと翔洋と親交の深い方からの話で、

もっとがつがつやってくると思ったよ。

と言ってくださる方も多くいるのが現実です。

まだまだ、足りない。

たまに見る方が見ることで、わかることもある。

ただがむしゃらにサッカーをすることとは違います。

ただし、守備に関しては、抜かれない、ついていく、コースを限定する

これらの基本的なことがまだ全然できていないと感じました。

ベースをもっとしっかり作らなければいけないと感じています。

 

ここ数日で、翔洋なでしこと試合をする機会が数回ありました。

なでしこのスタッフにもアドバイスをいただきましたが、

女子の方が頑張るな。

足の裏の使い方が悪い。

相手がいるのにその方向にターンしてしまうのはなぜなのか。

 

かなり厳しい評価をいただいております。

僕自身、ボールタッチや足の裏でボールを触る感覚、突っ込んでくる相手への対応等は、

コーンドリブル、ボールタッチの練習等で繰り返したり、奪い合いを繰り返すことで、自然に身についてほしい。という願いで見ていました。

しかし、まだ身についていない。

決まりきった型でしかボールを触れていないのが現状です。

例えば、足の裏でのボールタッチ。

ゲームのコントローラーについている十字ボタンでは、前後ろ横+ななめに進むのが精一杯ですが、

実際のサッカーでは違います。

角度は無限にあります。

ななめにしても

前寄り、横寄り、、、

たくさんあります。

どの角度にも、足の裏で扱えるようになることは最低条件です。

そして、それらの技術が身についてから、

相手の足に当たらないように引くにはどうしたらいいか。

を考えます。

まだまだ、試合で使えるようになるまでには時間がかかりますが、

今後の練習で取り組んでいきます。

君たちは、技術は豊富に持っているが、実戦で使う方法を知らないのだと思います。

本来ならば、厳しいプレスを受けたり、ごちゃごちゃしている中で無意識に身についていくものかもしれませんが、

ボールタッチの幅を広げるために、そういう練習をしようと考えています。

 

このGWでは、パスの強さについてかなり口うるさく言ってきました。

パスは強ければいいってものではない。

ですが、パスは強く蹴れるからこそ、弱いパスを選択できます。

まずは、強いボールを蹴れるようにします。

強いパスが効果的な場面はたくさんあります。

展開のパスが速ければ、もらい手がフリーで受けることができ、ドリブルでラインを上げることができる。

強いパスが通れば、相手からインターセプトされる可能性がかなり減る。

 

これ以上に、強いパスが出せることでプラスになる技術があります。

それが、トラップです。

1stタッチで自分の思ったところにおけるようになる

というのは基本です。ですがまだ二年生はトラップがうまくない。

ボールを思い通りのところにおけている生徒が少ない。

足元におさまらない。

 

「なんで自分のところにはこんなにプレスが来るのだろう」

と思ったことのある生徒はいませんか?

その理由の一つが、トラップが下手だからです。

トラップで自分の思うところに置けていれば、相手はとびこめなくなります。

相手がプレスに来ていることであたふたしないようにしなければなりません。

練習していきましょう。

 

最終日に多く出した指示に、

味方のへいという声

ユニフォーム

で判断するなということです。

これも練習していきます。

受け手の気持ちになれ

言葉では簡単に言えますが、実際やってみるとなるとなかなか難しい。

練習していきましょう。

 

生活面についても様々なことを言ってきました。

同じことを言われないように気を付けてください。

 

長くなりましたが、一歩ずつ、一歩ずつ。

少しずつでいいから、進んでいきましょう。