9.14道の選択(清野)

今日は練習を途中で打ちきり、学習の時間にしました。

理由は【気持ち】が伝わってこなかったからです。


練習の準備ができていないから始まり 


体幹トレーニングでは

しんどい様子ばかり目立ち

タイマーがなっても2秒後くらいに

全員が揃ってスタートの状況


声が出るわけでもなく

ただやらされているだけ…


「日本一になってやる」とか

「俺についてこい」っていう気迫がない


そんな練習なら怪我にも繋がり

プラスはないと判断し打ちきりました


何人が気づいているでしょうか


学習をする教室での様子も

笑いながら入ってくる者

下敷きで顔をあおぐ者


最後の自分達だけでのミーティングも

必死な者と他人事のような者

いませんでしたか


いったい練習時間を削った

深刻なチーム状況をなんだと

思っているのでしょうか


その数人だけの問題ではなく

それを「良し」とする空気が

残念ながら2年生にはあります


君達はどこを目標に

どうなりたいのか


必死にやろうとする者が

浮いてしまう環境ってどうなの?


一生懸命やる者が

損をする雰囲気が

どんなときでも私は一番嫌だ


だから

私はいつもうるさいように

「上手いとか下手」

「強いとか弱い」

「速いとか遅い」

ではないと言っています



夏休みに

今の生活環境が当たり前ではなく

感謝するくらい恵まれていると

自分の目で見て、感じた現実を忘れたのか


放射線の線量が

いつもグランドや公園、道路に掲示され

見えない恐怖と戦っている人や

家に帰れない、町に戻れない人も

いたのではないか


今ある環境で必死にがむしゃらに

できないなら

練習は必要ない


何のためにやるのか

私にはわからないから。


目標があるなら

同じ志の仲間がいるのなら

共に今を生きろよ!


今日という時間は

もう戻りません


中体連の全中決勝までの準備期間である1日が

なくなったという事実だけです


今日の出来事を

チームとしてどう感じるのか


進むべき道はどっちだ


やるのか、やらないのか

自分達で決めるべきだ


あと一度しかない中体連をどうしたいのか決めるのは

トップチームである君達の学年です。


私達は君達が決めた道への

サポートをするのみです