11.7タイムはノルマ?(清野)

ノルマとは「一定時間内に果たすよう個人や集団に割り当てられる標準作業量」と言われています。


要するに、「半強制的にここまではクリアしような」という意味あいになります。


持久走には、設定タイムがあります。

しかし、それは重要ではありません。


みんなでクリアしたい時間というだけで

今ある力が、よりはやいタイムでいけるのであれば

タイムなんて関係ありません。


何かを成し遂げるために

目標というものがあり

少しでも近づこうと人は努力をします。


目標が高すぎれば

もう少し現実的なレベルの目標に修正しなければ

モチベーションはどんどんさがっていきます


逆に

簡単に達成できる目標であれば

努力する量が減り

レベルがさがってしまいます


モチベーションをさげず

レベルをあげる目標の設定が重要になります


持久走も

入るか入らないかのギリギリのタイムを

設定することで


達成感や充実感から

チーム力の向上が見込まれます


しかし

理想を言えば


自分の100%の力を毎日出しきれれば

タイム設定なんて必要ありません


それが難しいから

タイムを設定しているだけです。


よくゴール間近で時間に余裕があるから

歩いてラインを越える光景をみます


なぜ、歩くのか?


それは、「強制的に走らされているノルマに間に合っているからいい」という無意識の感覚からだと思います。


大切なことは

自分のレベルをいかに高められるかです。


朝学も受からなければ試合には

出られないというノルマがあります


週末に試合がなければ

落ちる光景もみます


全く同じことです


練習をしっかりやり

うまくなりたいという思いより

損得ばかりに目がいっている状態と

同じです


ノルマという言葉は

いい言葉ではありませんが


目標を達成するために

強制力があります


強制の中で得るものもあるのも事実です


しかし

そうではなく、おのれに打ち勝つための

努力や個人の目標をしっかりと設定し

レベルを高める努力をしていける者が

もっと増えたら


全国制覇に

また一歩近づくことと思います。


頑張ろう!