8.21基本練習に個性が生まれる(清野)

個人の特徴的なプレーを

ここでは個性と書きます


個性はどうやって生まれるのか


性格などは育った環境やまわりの友達など

外的要因で、それぞれ違うと思いますが


サッカーにおける個性は

どう生まれるのか


私は、意外に同じことの繰り返しが

個性を生むと指導者になり感じている部分

があります


当然、すべて毎回同じ練習がいいとは

考えていません


しかし


同じことを繰り返しやっていくと

自然と選手の技術に【差】が出てきます


パターンはいくつかあります


①やらされるのが嫌なタイプ

②何も考えずにこなすタイプ

③楽しさを見つけるタイプ


だいたいこのパターンだと思います。


みなさんはどこに当てはまりますか?


【③の楽しさを見つけるタイプ】というのは

例えば、コーンドリブル

みんな同じ練習メニューをやっていても

いつしかこういう選手が出てきます


ボールのさわり方を変えたり

リズミカルにやったり

体を大きく揺さぶったり


同じ練習が

同じ練習ではなくなる瞬間


技術がグッと伸びます


これがやらされる練習ではなく

こだわりを持った練習の第一歩だと思います


その積み重ねが

いつしか大きな【差】となり


選手として価値を高めることへと

繋がる個性になります


基本はつまらないかもしれません


それは

プレッシャーの無い中で

動きやボールの置き所を確認するためです


それだけではうまくなりませんが

自信がない中で、対人やゲームばかりやっても

強くはなりません


基本練習で、細かな確認をし、自信をつけ

応用練習で、基本を活かすアイディアを磨く


基本なくして応用なし

はそういうことだと思います


強いメンタリティを持って

日々の生活を送りましょう