10.25伝統は強さだけではない(清野)

翔洋中(旧東海一中含む)は

輝かしいものから悔しいものまで

多くの歴史を残してきました


それは

【結果】だけではありません


《先輩達の思いも伝統》として

残っているはずです


さらに

《(先輩達含む)保護者の方々の行動》も

様々な形で受け継がれています


私が中学生の時は

こんな状態でした


~部室~

棚が外に置いてあり、体育館の隅の通路で着替えを100人近くがしていました。部室はありません。雨が降れば、体育館外の小さな屋根があるところで着替えました。


~部バス~

遠征の時は、ほとんどが観光バスでした。年間にあった遠征は1回程度。県内は現地集合、現地解散が基本でした。


~グランド~

広さは、BOFの2/3程度で、野球部とそのグランドを半分ずつでした。もちろん土で、100人近くが練習していました。


~解散~

スクールバスなどは無く、自転車か路線での帰宅でした。


これは、今のみんなが恵まれているんだから頑張れ!と言っているのではありません。(とはいえ、

少しは言っています)


一番言いたいことは

この環境にするまでに

たくさんの方の行動があり

今があるのだということです。


卒業した先輩達の声もあったでしょう

保護者の方々の声も学校を動かしたでしょう


本当にたくさんの方々が

学校の主役である生徒のために動き

今の環境があります


もう一度、当たり前を見直す必要が

ないでしょうか?


●部室の使い方、窓閉め、鍵閉め

●部バスの使い方、掃除、シートベルト

●用具の片付けや管理

など


今日は部室のお粗末な使い方から、帰りのバスを出しませんでした。バスに乗れるのは、「お金を払っているのだから」は、確かにそうです。しかし、本当にそれでいいのでしょうか?


バスを出さないことへのリスクや意見は私もわかっています。それ以上に大切なことを優先したつもりです。


翔洋サッカー部の目的は、人間形成です。


今ある環境を様々な角度から、一人一人が考えなければ、みんなが目指す真の日本一の椅子は、揺らいでいってしまうのではないでしょうか。


サッカーで勝ちたいなら

サッカー以外は他に圧勝できるくらいの

準備をしていかなければ

戦えません!


うまい、へた、遅い、速い、弱い、強い

ではなく


今やるべきことに

しっかり目をむけていこう


誰かではない

自分の問題として。


(清野もみんなと同じです)


みんなで戦う集団に