今日は旧一高グランドで
午前:紅白戦(中2vs中1)、午後:練習試合でした
紅白戦では中1が積極的に
先輩に仕掛けていくプレーが多くみられ
頼もしさを感じました。
中2は身体能力ではなく
ゆっくりしたテンポの中で
中1にボールを触らせないように
攻撃できていました
両学年とも
練習でやってきている部分にチャレンジし
自信になっているなと感じる紅白戦になりました
午後の中2の練習試合では
【テンポ(リズム)】について話をしました
今までやってきたのは
コントロール→ドリブル→スイッチ
→コントロール→ドリブル→パス等
とドリブルの仕方やスイッチのタイミングは
様々あるにしても、テンポ(リズム)が
【一定】だったと思います。
では、どうやったら
テンポは変えられるのでしょうか?
考えてみてください
~個人でできるテンポの変化~
速いドリブルや強いパス等
スピードの緩急(かんきゅう)をつけることで
テンポを変えることができます
~グループでできるテンポの変化~
ドリブルのスピードやパスのスピードを変えなくても
「味方との距離」の工夫でテンポを変えることもできます。
ショートパス→ショートパス→ロングパス
もしくは
ショートパス→ショートパス→スイッチ→ショートパス
ドリブル→スイッチ→コントロール→ドリブル→スイッチ→ダイレクトパス→コントロール
などドリブルやパスのタイミング、距離を
変えることでもテンポは変わります。
サッカーに正解はありません!
自由な発想と仲間との協力・連携で
【ボールをゴールに入れる、入れさせない】
のための選択を多くの場面でしていきます
明日のオフで、どうやったら自分の武器をいかせる選手になれるのかを、今までやってきた試合を振り返りながら、今日話したテンポと結びつけながら整理してみてください
最後に、二年生の試合後に中1の清水組の生徒11人とIAI日本平スタジアムで行われた定時制・通信制の全国大会決勝ボールボーイの引率をさせてもらいました
そこで心温まる一言を聞くことができました
決勝戦終了後の
みんなで休憩しているとき
一人の生徒が
友達にこんな話をしていました
「あのGK、毎回ボール渡したら【ありがとう】って言ってくれた」
すかさず私も加わり
「どんな気持ちだった?」
生徒:「嬉しかったです」
おそらく、その嬉しい経験をした生徒は、これからボールを受けとるときや取ってもらったとき「ありがとう」と言ってくれるでしょう。
なぜなら自分がされて嬉しかったからです。
他の生徒にはこんな問いかけをしました
「ボールボーイどうだった?」
生徒:「投げるタイミングが難しかったです。」
生徒達は普段できない経験から、本当に多くのことを
たった1試合ですが学べたことと思います。
【感謝される嬉しさ】
【様々な人に支えられ試合があること】
サッカーの上達は、自分がプレーする経験から得られたこと以外にも、今日のような経験から様々な考え方や視点を学び、それらが統合されて(人としての成長があり【人間形成】)、上達するのだと思います。
長い1日でしたが
私自身も実り多き1日となりました!
1日1日を大切に
みんなで準備していこう!