8.6意気込み(清野)

今日は旧一高グランドで

午前:紅白戦(中2vs中1)、午後:練習試合でした


紅白戦では中1が積極的に

先輩に仕掛けていくプレーが多くみられ

頼もしさを感じました。


中2は身体能力ではなく

ゆっくりしたテンポの中で

中1にボールを触らせないように

攻撃できていました


両学年とも

練習でやってきている部分にチャレンジし

自信になっているなと感じる紅白戦になりました



午後の中2の練習試合では

【テンポ(リズム)】について話をしました


今までやってきたのは


コントロール→ドリブル→スイッチ

→コントロール→ドリブル→パス等


とドリブルの仕方やスイッチのタイミングは

様々あるにしても、テンポ(リズム)が

【一定】だったと思います。


では、どうやったら

テンポは変えられるのでしょうか?


考えてみてください




~個人でできるテンポの変化~


速いドリブルや強いパス等

スピードの緩急(かんきゅう)をつけることで

テンポを変えることができます




~グループでできるテンポの変化~


ドリブルのスピードやパスのスピードを変えなくても

「味方との距離」の工夫でテンポを変えることもできます。


ショートパス→ショートパス→ロングパス

もしくは

ショートパス→ショートパス→スイッチ→ショートパス


ドリブル→スイッチ→コントロール→ドリブル→スイッチ→ダイレクトパス→コントロール


などドリブルやパスのタイミング、距離を

変えることでもテンポは変わります。


サッカーに正解はありません!


自由な発想と仲間との協力・連携で

【ボールをゴールに入れる、入れさせない】

のための選択を多くの場面でしていきます


明日のオフで、どうやったら自分の武器をいかせる選手になれるのかを、今までやってきた試合を振り返りながら、今日話したテンポと結びつけながら整理してみてください



最後に、二年生の試合後に中1の清水組の生徒11人とIAI日本平スタジアムで行われた定時制・通信制の全国大会決勝ボールボーイの引率をさせてもらいました


そこで心温まる一言を聞くことができました


決勝戦終了後の

みんなで休憩しているとき

一人の生徒が

友達にこんな話をしていました


「あのGK、毎回ボール渡したら【ありがとう】って言ってくれた」


すかさず私も加わり

「どんな気持ちだった?」


生徒:「嬉しかったです」


おそらく、その嬉しい経験をした生徒は、これからボールを受けとるときや取ってもらったとき「ありがとう」と言ってくれるでしょう。


なぜなら自分がされて嬉しかったからです。



他の生徒にはこんな問いかけをしました

「ボールボーイどうだった?」


生徒:「投げるタイミングが難しかったです。」


生徒達は普段できない経験から、本当に多くのことを

たった1試合ですが学べたことと思います。 


【感謝される嬉しさ】

【様々な人に支えられ試合があること】


サッカーの上達は、自分がプレーする経験から得られたこと以外にも、今日のような経験から様々な考え方や視点を学び、それらが統合されて(人としての成長があり【人間形成】)、上達するのだと思います。



長い1日でしたが

私自身も実り多き1日となりました!


1日1日を大切に

みんなで準備していこう!