7.2目標の再設定(清野)

目標はなぜ必要なのか

そして
目標を立てれば何でもいいのか


人は面白い生き物で
明確なゴールがある、ないで
行動に大きな違いが出てきます

目標が大きすぎれば
途中で見失う事も珍しくありません

目標が小さすぎれば(簡単すぎれば)
このくらいで良いだろうと
満足のいく過程を得られないことが多いように
感じます

例えば、普段テストで
100点満点中【50点】くらいとれる人がいたとしましょう

どのような目標を立てるだろうか

①目標100点と立てる

聞こえは、すごく良いですが
現実的に今までの倍の点数を取らなくてはいけないので
意外と何をやったらいいのか
どこから手をつけたらいいのか分からなくなり
勉強が行き詰まり
結果普段と変わらない点数になることが多い気がします


②目標80点と立てる

30点をどのように取るか
苦手を伸ばすか、得意を伸ばすかの
選択が生まれるかもしれませんが
目標に向かって具体的な計画を練ることが生まれ
運が良ければ90点もとれるかもしれない
状況にもつながるかもしれません


③目標60点と立てる

意外と達成できるかもしれませんが
目標が少し小さすぎて
普段より少し頑張る程度なので
少しは点数も上がるかもしれませんが
80点はとれない目標設定だと思います


④目標を立てなかった場合
普段と変わらない点数になるでしょう
現状に満足しているので
変わらないと思います

もしくは苦手の部分が出れば
普段より点数が下がる可能性もあります


これはあくまでも
私の考えですが、個人の目標設定をする前に

【己れを知ること】
ってすごく大切なことだと思います

今ある自分としっかり向き合うことから
目標設定は始まると思います

そして
具体的な目標を設定することで
過ごし方や取り組み方が変わってくるので

目標が変わる事も起こると思います
それは、全然OKだと思います

サッカーにおいても
【日本一】になるために

今の自分のレベルはどうなのかの客観的分析
半年後にどうなっているべきか
1年後どうなっているべきか
2年後どうなっているべきか

途中で怪我をする事もあるかもしれません
その時は、個人の目標達成計画の修正が必要となり
復帰するまでの自分をどうもっていくべきなのか
復帰してからはいつまでに、どのレベルにあるべきか

などの調整をしていけばいいと思います

長々と文章を書きましたが
一番伝えたいことは
【自分に合った目標設定ができているか】
考えてみようということです

チームの目標の日本一は変わりません!

今の自分の行動や技量にもっと目をむけ
サッカーを真剣に考える必要がある
のではないだろうか

技術がうまい、へた
体が強い、弱い
足が速い、遅い 
がサッカーで重要なのではなく

自己分析の中で
成長の道筋を立てる
努力をすること
考えて行動すること

が日本一へ一番重要なことだと
私は思います