4.8差はない(清野)

サッカー界の全体を見渡したとき

我々とまわりのチームの選手との差は

ほとんどないはずである


翔洋中の選手が強いとか

言っているのではない


同じ年代の人間が

同じような食べ物の量を食べ

同じように学校に行き

同じくらいのサッカーの練習をする


本当に広い意味でサッカーを考えたとき

メッシと翔洋中の選手とでは

大きな差があるかもしれないが


同じ中学生との差は

大した差ではないはず


そう考えると

勝敗を分けるのは

何だろうと


私はいつも考えています


【日々の生活意識】

【不安を取り除く準備】

【仲間との信頼関係】


一人一人が戦うのは

当然だが


チームとして

どうまとまりをもてるかの方が

はるかに必要なのではないか


まとまりあるチームは

苦しい環境でも

声をかけあい乗り越えられるし


まとまりあるチームは

運をも味方に出来るのではないだろうか


毎年私は口にしますが

日本一は登りつめるものではなく

最後まで残り続けるもの

だと思います


最初はどのチームにも

日本一になる資格があり

スタートラインは同じです


そこから

様々な要因で

日本一の椅子から転がり落ちていく


日々の生活かもしれないし

練習の頑張りかもしれない

挨拶かもしれないし

宿題の提出物かもしれない


「これだけやったのだから、誰にも絶対に負けるはずがないといいきれる準備」

をすることこそが日本一への近道であると。


もし日本一になれなければ

まだまだ準備が足りなかっただけのこと


だから人は反省し

次こそはと新たなテーマ(目標)をかかげ

挑戦するのだと思います


後悔しないための準備を

一人一人が必死に行うチームこそが

一番、日本一に近い!


個人の差は大したことはない

チームとして一枚岩になるべく

ベクトルをみんなで合わせていこう


俺はみんなと山形で

歓喜をあげることしか考えていない


その過程に

部活動としての意味や

サッカー部の活動を通した

人としての成長があるのである


頑張ろう!

本気になれ!

共に!