5.3葛藤とまとまり(清野)

大会が近づくと

様々な【葛藤(かっとう)】が出てくる


それは


私も君達と同じように選手だったので

わかります


●いいプレーをしなければという焦り

●思いきってプレーしてるつもりでも

 体が思うように動かないコンディション

●暑さや体調面からくるメンタリティ

●仲間からの言葉やコーチからのコーチング

●自分のやりたいプレーとまわりとの連携のズレ 


しかし


そのようなプレッシャーは

チームや仲間、環境があるからあらわれるもの


大会に出れないチーム

人数が揃わないチーム

ライバルがいないチーム


ではそのような葛藤はあらわれないはずです



そして


『勝ちたい』

『優勝したい』

『試合に出たい』


という一人一人の気持ちが

セットでなければ


そのような葛藤はあらわれません




戦っているのは

一人ではなく仲間と共に戦っています


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ミスをしても仲間が助けてくれる

仲間がミスしたら自分が助けてやる

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【助け合い】が出来るもの

チームスポーツだからこそです



もっと自信をもって

思いきりサッカーをしている

君達を見たい




解散のときに

なぜあのような話をしたのか



それは

君達と長くサッカーをしたいからです



思いきり向き合って

バカみたく一緒にサッカーがしたいからです



ニュース報道で試合中の雷により

大きな怪我をした方がいたり


ゴールの下敷きになり

命をおとしてしまった方がいたり



君達が元気にいてくれてこそ

私自身もサッカーに携わらせてもらえています



『あれが今の現状』といったのは

私の本心です



一歩、間違えば後悔する



翔洋中サッカー部に入部してくれた以上

俺は最後まで責任をもって君達を

高校年代に送り出したい



どんな小さなことでも

1日1個でも2個でも


人として成長してもらいたい

チームのために汗をかく素晴らしさや

仲間がいることの素晴らしさ


日々の当たり前の生活は

当たり前ではなく奇跡の連続、積み重ねであること


多くの人に支えられていて

今があること


気づかせたい


気づいてもらいたい



まだまだ一人一人が出来ることは

たくさんあるはずです



何をやったらいいかなんて正解はありません!


何を今やるべきかを自分で見つけて

行動にうつすことに意味があるだから!



春選手権開幕まで、あと8日

中体連開幕まで、あと51日